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外壁塗装職人のお話
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下請けを脱する決意
ある家の玄関側で作業していたときの事、足場の揺れと同時に庭側から、「ドタンッ」といかにも足場の上から落ちた大きな音がした。
急いで庭側に回ってみるとそこには木部を修理していた大工が頭から真っ赤な血をポタポタ流しながらうずくまっていた。
頭を切り肩の骨を折ったのだ。

落ちたところが芝生だったため、それくらいのケガで済んだ。
過去に足場から落ちて死んだ職人がいるというのは何回か聞いたことがあるので、
ケガだけで済んだのは幸いと言われるかもしれない。
でも実際足場から落ちたという事実を私の現場で実際にこの目でみてしまうと恐ろしくなってしまった。
後から落ちた経緯について聞いたのだが、あまりの暑さの為にお客から出された冷たい水を飲んだ直後、
足場のパイプにつかまっているはずの手に力が入らなくなり落ちてしまったと言っていた。
下請けを脱する決意
この時は真夏で、その数日は三十七度の暑さだったのを覚えている。

冬も寒くて好きではないが、仕事をして体を動かしていればちょうど良くなってくる。
でも夏場の仕事は過酷だ。自分のペースで仕事が出来れば不注意を起こす危険も少なくなるが、大手での下請けで仕事をしている以上、自分のペースなんて甘い事は言っていられず、シャキシャキと忙しく作業しなければいけない。
私自身も手一杯になってくると、従業員の動きがもどかしく思え、時には怒鳴り散らすときもある。そして罪悪感に陥る。
私は思った。
「そんな時間に追われて仕事をするといつかは大工のようになりかねない」
以前テレビでどこかの企業の社長が入社式に言っていた事を思い出した。
「仕事は追われてするものではない、追ってするものだと」。単純に言えば人に言われて仕事するより、
自分から積極的に考えながら仕事を見つけ作業する事だと解釈している。
私の状況とは少し意味が違ってくるが、考えながら仕事を見つけ作業する事だとしたら、少なくとも心に余裕が無ければできない。
私にはそれが無かった。
毎月少しでもゆとりのある生活をと時間に追われ、目標の現場数をこなしていけなければやっていけない。
体力的にも精神的にもキツイものがある。仕事は足場の上。心に余裕が無ければ不注意も起こしやすく、危険性も増す。
実際に落ちかけたことは私と従業員を含め全員経験している。
大工が落ちたとき私の妻は妊娠していた。もし長男と妊娠している妻を残して…なんて事を思うと怖くなる。
更に私と同様、従業員二人にも妻子がいる。私ならまだいいかも知れないが、従業員が落ちて死んでもしたら取り返しの付かない事になる。
それほど忙しくしなければやっていけない仕事に対しこの先にすごく不安を感じた。
この不安とそして多くの人に、長持ちする塗り替えを提供しようという強い思いが重なったとき、私はこの自己防衛策を書く決意をした。

そこで、使う塗料を考え、塗料の選択から始めたのだが、長持ちする塗り替えといっても、今主流に使われている塗料ではせいぜい八年で、壁以外の木部鉄部に至ってはペンキの限界から五年前後。
下請けを】脱する決意
塗装仕様を守られていない現状からしてみれば十分かもしれなが、それでは満足できない。
もっと長持ちさせる塗料も存在はするが、ずば抜けて高くなるのでは意味が無い。
そこで私は、ある塗料トップメーカーが新しく出した高耐久塗料に着目した。
その塗料を使用すれば十二〜十五年の耐久性があり、しかも塗り替えしなければいけない原因を防止する性能はすべて備えている。
値段もそれほど高くはない。加えて木部鉄部も同じ程度の年数を持たせるには非常識に近いのだが、それをどうしたらいいか悩んだ挙句、
一部最新型の塗料をプラス、後で説明するある抗酸化物質を加える事で解決の糸口を見出せた。
そしてこの高耐久塗料を使った長期間の耐用年数と、塗り替え業界現状の打破という目的の実現達成のため、
少しずつだが高耐久塗り替え運動を推薦実施している。


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